LINE公式アカウント集計ツール「TalkTracker(トークトラッカー)カスタムの事例」についてご紹介します。
LINE公式アカウントのチャットデータがTalkTrackerを通じてどのようにビジネスのお役にたって頂けるのかをご紹介したいと思います。
なお、以下の事例はお客様ビジネスの妨げにならないように、脚色してお伝えしておりますこと、予めご了承下さい。
TalkTrackerとは?
TalkTracker(トークトラッカー)は、Line公式アカウントでお客様とやり取りをした記録、チャット履歴データを確認・検索などできるように当方が開発したシステムアプリケーションです。
Line公式アカウントの現在の仕様では1年を経過するとチャット履歴が消えてしまう仕様になっているため、1年以前のチャット履歴はCSVファイルとして出力することで履歴を自分のパソコンに保存(バックアップ)しておく必要があります。
ただし、CSVファイルはデータなので非常に扱いが難しくなっているため、それを解消する目的で開発したのが、このTalkTrackerになります。
ご依頼主様の事業内容
ご依頼主の事業者さまは、パーソナルトレーニングジムを経営されております。
ジムの利用者様は定期的なパーソナルトレーニングに加えて、食事・体調管理・セルフトレーニングなどの相談をLINE公式アカウントのチャット機能を通じて出来るようになっており、それがジムのウリにもなっています。
LINE公式アカウントで対応するのは所属するパーソナルトレーナー(以下トレーナー)です。
トレーナーはシフト制で勤務されており、複数のトレーナーが複数のご利用者様をカバーすることでスピーディに対応することができています。そして、それがご利用者さまの満足度にも繋がっています。
ご依頼主様の課題
ビジネスはとても順調で多くのご利用者様を抱えていらっしゃいますので、トレーナーも多数在籍している状態です。ご依頼主様の管理者側としては、LINEでご利用社様に対応しているトレーナーの状況を
可視化することで、評価や改善に繋げてこられました。
ただ、多数のご利用様と複数のトレーナーのやりとりは膨大なLINEのトーク履歴をエクセルで集計していて、その作業量が限界に達していたことから、私どものTalkTrackerで課題解決出来るのではないかと思われご相談頂きました。
トレーナーの返信時間を集計する
TalkTrackerのカスタマイズでご要望されたことは1つで「担当者別に返信時間を集計すること」でした。
返信時間は、トレーナーが出勤中にどのくらいの間隔で返信しているのかを計算することになります。
今回のメッセージ時間-前回のメッセージ時間です。
これを計算することで、返信時間を求めることが出来ます。
出勤スケジュールを組み込む
最初のメッセージは、前回のメッセージがないので返信時間を求めることが出来ません。
そのため、出勤スケジュールを組み込んで、「最初のメッセージ-スケジュールスタート時間」
を返答時間にすることにしました。
スケジュールはGoogleスプレッドシートを利用しているため、この機能を実装するには、GoogleスプレッドシートをCSV出力して取り込む機能を実装しています。
集計機能の実装
LINE公式アカウントのチャットデータと出勤スケジュールを組み合わせて
返信時間の計算を実装します。
また、計算したデータをもとにして、月別トレーナー別の平均返答時間、返答回数を集計する機能を実装しました。
さらに、カスタム集計機能として、条件を指定してから平均返答時間、返答回数を集計できる機能を実装しました。
納品後のお客様の反応
こちら確認&検証させていただきました。
データ入力用シフトの作成に時間がかかり検証遅くなりましたm(__)m求めていたもの全て実現されていて感動しました!
シフトと紐づけたことでデータ数(応答回数)も増え、より正確な平均時間の集計につながったかと思います。
こちら活用させていただきます。改めて、ばらばらと沢山ご要望させていただいたなか、全てご対応いただきありがとうございました!
お客様からのメッセージ
TalkTrackerのカスタマイズ開発を受け付けています
当サイトではカスタマイズ開発を受け付けています。
チャットデータが多くて集計に困っているチャットデータと別のデータを組み合わせたい
Excelで管理してるものをシステム化したい
などなど、お困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。